『昼夜逆転』工作室
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バーLEDクリスマスツリー #5

2016年12月
毎年進化しているバーLEDクリスマスツリー。2016年版は小型化(薄型化)しました。 ATtiny2313AをDIP→SOPに、電池をCR2032→CR1220にし、配置を工夫することで作りやすくなりました。 回路とプログラムは昨年のものから変更ありません。
【参考】「バーLEDクリスマスツリー #4.1」 「バーLEDクリスマスツリー #4

バーLEDクリスマスツリー2016版

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バーLEDクリスマスツリー2016版。点灯パターンが2種類あって途中で変わる。動画は短いけど実際は1分ごとに交互に変わる。 pic.twitter.com/Qzix1grrUV

— 『昼夜逆転』工作室 (@jsdiy) 2016年12月13日
基板のデータはKiCadで作成。Elecrowに発注。
実はこれの前に「マイコン(厚さ2mm)がオモテ面、電池ホルダー(厚さ4mm)がウラ面」の基板を作成しましたが、 組み立て中の加工のしやすさと、全体の厚みを薄くすることを考慮して今の形になりました。

抵抗は、RGB版は1kΩ。単色版の赤・黄は120Ω、青・緑は100Ω。

基板はRGB版と単色版で共通。基板ウラ面の写真を見比べると分かるかもしれませんが、 RGB版をベースに、単色版はバーLEDのコモン側を導線で一直線にショート、元のR,G,BコモンのうちG,Bをパターンカットしています。 マイコンに書き込むプログラムは異なります。

最後の黒い写真は、左の写真の状態にスモークプレートをかぶせたもの。あとで個別に帯状のものを巻きました。

操作方法

電源スイッチは点灯/消灯の他、点灯パターン変更にも使います。
具体的には、スイッチ・オンから3秒以内にスイッチ・オフすると、次回スイッチ・オン時の点灯パターンが変化します。
特定の点灯パターンを維持するには、スイッチ・オン後3秒経ってからスイッチ・オフするようにします。

バーLEDクリスマスツリー点灯パターン
左側のツリーはRGB版、右側は単色版(例として赤)を表しています。
スイッチ・オン直後
の表示
ツリー
3秒以内に
オフ/オン
ツリー
3秒以内に
オフ/オン
ツリー
3秒以内に
オフ/オン
最初に戻る
対応する
点灯パターン
【A】【B】が
1分ごとに
切り替わる
ツリー
【A】
ツリー
【B】
最初に戻る

飾り付け

ツリー ツリー
帯状にカットしたスモーク色のプレート(塩ビ板)を巻き付け、発色を際だたせます。ケースも兼ねています。ケータイ用のストラップも付けます。
100円ショップにあったリース(クリスマスの飾り)に巻き付け、玄関口に飾るというのはいかがでしょうか(写真では#4/4.1のものを使用)。
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◆ ◆ ◆

部品の入手性と製作工程を見直した結果、基板の最適化が進みました。 100円ショップのミニスピーカーのケースが入手できなくなったのが残念です。


 
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