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EeePC901-16G/Lubuntu14.04/Ubuntu14.04-Serverに関するメモ

2014年6月
ネットブックにLinuxをインストールした。その後も適当にいじっている。
メモ書きをあれこれ残す。


対象となるPC
ASUS EeePC901-16G
CPU Atom N270 1.6GHz ※32bit。PAE対応
メモリ 1GB → 2GBに換装
解像度 1024x600
SSD 16GB ※WindowsのCドライブ
OS WindowsXP/Home. ※プリインストールされている
拡張端子 SDカードスロットx1, USB2.0コネクタx3
※内蔵無線LANでネットに接続している。
※別途用意したWindows7/Pro.のPCで作業を支援する。
※新規OS(Linux)はSDカードにインストールする。WindowsからはDドライブに見える。


メモ
【ドライブの見え方】
Cドライブ: SSD 16GB …WindowsXP/Home.がプリインストール済み。Linux起動中はsdaとして見える。
Dドライブ: SDカード …Linuxをインストールする。Linux起動中はsdbとして見える。

最初、16GBのSDカードにLubuntuをインストールした。GPartedで前半8GBを残し、後半8GBにUbuntu-Serverをインストールすることにした。sdb1:Lubuntu, sdb2:Ubuntu-Server となる。
USBメモリからブートしてLinuxインストール作業を開始すると、SDカードとUSBメモリのどちらがsdbかsdcか分かりにくい。インストールでもパーティション変更でも、作業中に容量情報やフォーマット種別が表示されているならよく確認すること。


【ISOファイルをUSBメモリに保存/ブータブル化するアプリ】
UNetbootin: 1個のisoファイルを保存する。
YUMI - Multiboot USB Creator: 複数個のisoファイルを保存し、起動時に選択する。

どちらもisoファイルを展開して保存している。展開したファイルの配置情報に関係して問題が発生することがある。
UNetbootinとYUMI、片方で動作の様子がおかしかったら他方を試してみること。


【Lubuntuのシステムバックアップ:方法1】
SDカードを抜き、USBメモリアダプタを付け、WindowsPCでバックアップツールを使う。
Easeus ToDoBackupを試した。ext4は不明なフォーマットと判定される。そのためシステムバックアップは取れないので、ドライブ/パーティションのバックアップとする。
コピー元を指定するとき、最初はパーティションが選択された状態で表示される。ここでドライブ全体を選択した状態に変更するのがコツ。

復元はSDカードに。ただし、復元が成功してもLubuntuが起動しない。
EeePCにSDカードをセットし、boot-repair-diskで起動し、SDカード内のMBR/GRUBを修正する。
Cドライブ(XPの起動ドライブ)のMBRがGRUBに書き換わってしまったら、SDカードを抜いてboot-repair-diskで起動し、MBRを修正する。元通りWindowsのブートローダーでXPが起動するようになる。


【Lubuntuのシステムバックアップ:方法2】
Linux用のバックアップツール Clonezillaを使う。今回、ver 2.2.3-10 を使った。EeePC901では i686pae が最適。
UNetbootinでもYUMIでも、ドライブ全体のイメージを保存し、そこからの復元は成功する。

ただしYUMI(ver 2.0.0.5)の場合、バックアップイメージから復元用isoファイルを作成しようとすると、/EFI/boot/bootx64.efi が見つからないと言われて処理が中止される。
UNetbootin(windows用ver 6.0.8)は復元用isoファイルの作成に成功する。復元成功も確認済み。ただ、見た目の問題として、Clonezillaのタイトル画像が表示されない(動作に支障はない)。

いずれにしろ、Clonezillaのisoを素直にCDに焼いて起動するのが、最も確実な動作が期待できる方法である。
Clonezillaメモ。復元用iso作成時、キーボード指定は「ja」と入力する(例として「fr」が書いてある画面のところ)。


【LubuntuとUbuntu-Serverをデュアルブートする】
Lubuntuが入っているSDカード(16GB中5GB使用)の後半を空け、そこにUbuntu-Serverをインストールすることにした。
GPartedで後半を8GB空ける(前後半で8GBずつ)。空けた後半をext4でフォーマットする。フラグは何もセットしない。
Ubuntu-Serverをインストールする。例によってブータブルUSBメモリから。
UNetbootinだとインストール中の様子がおかしく、失敗する。YUMIでやり直したら正常に完了した。

インストール先のドライブとパーティションを設定する画面で注意。
インストール先はsdx2とし、ルート「/」のマウントと起動フラグ(boot)を指定する。
ブートローダーの書き込み位置は /dev/sdx2 を指定する。/dev/sdx ではなく2番目のパーティション(インストールした領域)を指定すること。
LAMPもlubuntu-desktopも途中のオプション設定で簡単に入れられる。

インストールが完了したらEeePCを再起動し、先に入っているLubuntuを起動する。下記コマンドを実行する。
>sudo update-grub
これで、Lubuntuの起動選択画面の下2行にUbuntu-Serverが追加される。
※もともとWindowsXPも記述されているから、3つのOSのマルチブート環境だ。


【EeePC901の内蔵カメラ無効化】
WindowsXP利用時、EeePC901内蔵のWebカメラはBIOSでDisableにしていた。マイコンピュータ画面には表示されない。
ところがLubuntuを起動するとWebカメラが有効になる。BIOSもEnableに書き換わる。気持ち悪いので無効化する。

コンソールから一時的に無効/有効を切り替える方法
>sudo modprobe -r uvcvideo ←無効化
>sudo modprobe uvcvideo ←有効化

Lubuntu起動時から無効とする方法
/etc/modprobe.d/blacklist.conf を開き、下記1行を追記する。
blacklist uvcvideo

しかしやはり、BIOSはEnableに書き換わってしまう。Lubuntuの仕様上、この動作は防げない模様。


【Lubuntuで使うEeePC901用便利ツールがあるらしい】
eee-controlというものがあるらしい。未確認。
紹介サイトの例 http://blog.livedoor.jp/hando_memo/archives/27846358.html




◆ ◆ ◆
自分用のメモだが、ここを見たどなたかのお役に立てれば幸い。


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