GemiBookのバッテリーが膨張してPC操作に難が出始めたので、新品バッテリーを取り寄せて交換した。
[前回]の最後に「あと2年使えれば満足だ」とか言っといて2回目の交換。
CHUWI GemiBook 公式サイト
前回と同じ。
>バッテリーが膨張。 パームレスト部が大きく盛り上がり、タッチパッド内のボタン(マウスボタンに相当)が利かなくなった。
GemiBook無印(シリーズ初代)を2020年10月に購入。2022年11月にバッテリー交換1回目。2024年8月にバッテリー交換2回目。 バッテリーは前回も今回もAliExpressで購入(CWI528 5059B4-2S-1)。
自称純正品。2023/11/02製造。樹脂製の枠と同じ厚みでフラット。
裏面のネジを外す。ネジは3種類。
見えているほとんどのネジは同じ形で短いネジ(Aネジとする)。
上部(ヒンジ側)中央と両隅の計3個は長いネジ(Bネジとする)。
更に上部ゴム足の中に長いネジがある(計2個、Cネジとする)。
CネジはBネジよりネジ径とヘッドが少し大きく、Aネジ/Bネジの穴に入らない。
※廃熱スリットの3個のゴム足は自分が付けたもの。
バッテリーのネジを外す。計7個。ここで、まだバッテリーは外さない。
バッテリーの周囲に赤白ケーブルが張られている。バッテリー外周のツメに引っ掛けられているので慎重に外す。
根元が千切れないように注意する。
次に、バッテリー自身のケーブルをコネクタから引き抜くが、そのために一旦バッテリーを本体の枠から持ち上げ、少しずらしておく。
そうしてコネクタ周りに隙間を作ってからコネクタを引き抜く。コネクタに余計なツメは付いていないので素直に引き抜ける。
コネクタを抜いたらバッテリーをPC本体から取り出す。赤白ケーブルを引っ掛けないように注意する。
外したときと逆の手順で新しいバッテリーをPCに取り付ける。
このとき、バッテリーのコネクタは確実に差し込む。赤白ケーブルを千切らないように慎重にツメに引っ掛ける。
ここでトラブルが発生した。バッテリー左上のネジが入らない。元のバッテリーと比較したところ、ネジ穴の位置が違っていた。
仕方がないのでこの箇所だけネジを外しておく。
※穴を広げようとしてはいけない。加工時にバッテリーに物理的な負荷を掛けることになり危険。
通電とパッド内ボタン動作を確認し、交換作業完了。盛り上がっていたパームレストやタッチパッドは元通りフラットに収まった。
タッチパッドはむしろ窪んでいるのが正しい位置だった模様。
GemiBookのバッテリーを交換した。 また2年くらいで膨張すると思うが、気に入っているPCなので、バッテリーが安価で手に入れば交換して使い続けるかもしれない。