2017年12月
Windows10とAndroid5.1がデュアルブートできるタブレットPC「Chuwi Hi10 Pro」。
「2in1タブレットPCからAndroidOSを削除する」の一環でWindows10のクリーンインストールを試した。問題点と解決策について書き留めておく。
※記事中の写真はクリックで拡大。
作成したUSBメモリから起動し、Windows10のインストールを開始する。
インストール先ドライブを選択する画面では、全てのパーティションを削除し、まっさらな状態にしてから選択する。
図はインストール完了時のパーティションの様子。
「UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティション」
のレイアウトと異なり回復領域が先頭に来ているが、インストーラがやったことなので気にしないことにする。
Chuwi公式ドライバ「Hi10 Pro Drivers C109s」を全てあてる。最初にChipset、その後に他ドライバ。
各フォルダの「.inf」ファイルを右クリック → 「インストール」を選択。
ドライバインストール後はPCを再起動する。
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デバイスマネージャを確認したところ「不明なデバイス」は見当たらなかったが、下記の問題があった。
・デバイスマネージャで「Power Management IC driver」(ドライバ:Chipset/PMIC)に「!」マークが付いている。
・センサー(ドライバ:G-Sensor)が動作しておらず、画面の縦←→横が自動回転しない。
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「TECH Tablets」からダウンロードしたドライバをあてる。下記2つだけでよい。
・Intel(R) Power Management IC Device
・Bosch Accelerometer
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PCを再起動し、デバイスマネージャを開き、「!」マークがないことを確認する。
画面の向き(縦横)が使用状態と合致していることを確認する。
その他、タッチパネルや無線LANなど重要な機能に問題がないことを確認する。
「Chuwi Hi10 Pro」にWindows10をクリーンインストールした。
予想通り元のドライバで問題が発生したが、対応済みドライバを入手することで解決した。