LCD時計を制御するアプリ
動作環境:USBコネクタが付いていて .NET Framework 3.5がインストールされているPC
開発環境:WindowsXP / Visual Studio 2008 Express Edition - C#
AVR-CDCの制御はサンプルコードのcdcio.csを参考にしています。同じくサンプルコード内、C用のATtiny2313レジスタ定義ファイルをC#用に作り替え、それにレジスタのビット名の定義を加えて使っています。ビット名の定義はWinAVRの定義ファイルから持ってきました。

Windowsのレジストリは使いません。インストール/アンインストール作業もありません。
LcdClockControler.exe実行で上記ダイアログ画面が起動します。

1.COMポート選択
AVR-CDCを接続して出現したCOMポートを選択して[接続]ボタンを押します。
接続すると[解除]表示に変わります。
2.日付と時刻
「現在の日時」のチェックで、PCのシステム時刻が表示されます。[日時をセットする]ボタンで、LCD時計がこの日時に設定されます。
「任意の日時」をチェックすると、PCのシステム時刻と関係なく自由な日時をLCD時計にセットすることができます。
いずれにしても曜日は年月日によって一意に決まるものなので、単独で変更はできません。
3.表示モード
西暦/元号、24時間制/12時間制の組み合わせで4通りの表示ができます。
リストボックスから選択決定すると、自動的にLCD時計の表示が変わります。
4.バックライト
バックライトの明るさを0〜16で変更します。0でバックライト・オフ、16で最大輝度です。
バーをスライドさせるとリアルタイムでLCD時計のバックライトの明るさが変化します。
5.コントラスト
文字のコントラストを0〜8で変更します。0で最も濃く、8で消える寸前の薄さです。
バーをスライドさせるとリアルタイムでLCD時計のコントラストが変化します。
6.アプリ終了
設定が完了したらアプリを終了してOKです。ずっと起動しておく必要はありません。
アプリを終了するときは[×]ボタンでいきなり終了せず、先に[解除]ボタンでCOMポートの接続を解除してください
7.その他
バージョン表示をクリックしてみてください。特に意味はありませんが。

1.で「COMnのオープン失敗.」と表示される場合(WindowsXPの例)
Windowsのデバイスマネージャを開き、「ポート(COMとLPT)」から対象とする「通信ポート(COMn)」を選択して右クリック。無効をクリック→有効をクリック。そして手順1.からやり直してください。
これでもまだCOMnに接続できない場合、PCを再起動して手順1.からやり直してください。


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2009/08 J.Sugita